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スキャルピングFXの手法やコツ、失敗談まとめ

知っておきたいおすすめ手法「スキャルピングFX」の総まとめ

知っておきたいおすすめ手法「スキャルピングFX」の総まとめ

FXトレードで、短期売買の手法は非常に人気があります。

その短期売買の中でもスキャルピングは、スピードのメリットを追求するため1回の取引数量や1日の取引回数を大きく膨らませる手法。

そのため、エントリーの見極めや損切の徹底などが大変重要になってきます。

今回は、スキャルピングFXの手法とおすすめのインジケーターを紹介するとともに、スキャルピングに向く取引時間帯や利益確定のタイミング、スキャルピングFXの注意点などを説明いたします。

スキャルピング手法のテクニック

はじめに、FXでスキャルピング手法を成功させるためのテクニックをみていきましょう。

エントリーはブレイクアウト時に

スキャルピングFXのエントリーでは、ブレイクアウト時が大きなチャンス。

ブレイクアウトは、相場がサポートやレジスタンスなどの抵抗帯を突破することで、大きな値動きが見込めるからです。

サポートラインやレジスタンスラインの外側には、多数の損切(ストップ)が設定されているため、ブレイクアウト時にそれらが巻き込まれ、大きな動きに発展しやすいのです。

例:レジスタンスラインのブレイクアウト

例:サポートラインのブレイクアウト

波動は明確に

FXの相場は、一見ランダムで不規則に動いているように見えます。
それをわかりやすくするため、相場の波動はできる限りシンプル化して、明確になるよう工夫することが重要です。

次のチャートはFX相場の波動を表していますが、このままでは規則性などがわかりません。

しかし、下図のようにラインでなぞれば、波動が明確になります。

FX相場は、5つの推進波とそれに続く3つの修正波の計8つの波が基本となり、それが繰り返されるといわれます(エリオット波動)。
このパターンを把握できれば、どこで、どちら向きのポジションを持ち、どこで決済すればよいかなどが見えてきます。

また、それを分解すれば、下図のようにN字型の波動になります。FXの相場はシンプル化していくと、すべてN波動の繰り返しになります。

次の図のように色付けしてみれば、N字型の波動がよくわかりますね。

スキャルピングFXは、超短時間で決着をつける売買手法です。

したがってトレンド相場では、このN字のトレンド方向に沿った局面で細かく利益を稼ぐようトレードを行います。

なお、トレンドに逆らう局面でエントリーすることは、スキャルピングでもおすすめできません。

N波動を読んだトレードの例

相性のいいおすすめインジケーターとは?

次に、スキャルピング手法に相性のいいインジケーターにはどのようなものがあるか、また、それを用いたトレード手法はどう行えばよいか、みてみましょう。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド(以下、バンド)は、標準偏差を用いて、価格が中心からどの程度動く可能性があるかを示してくれるインジケーターです。

上図はバンドを表したチャートですが、真ん中の緑ラインは移動平均線で、一定期間の価格の平均値を意味しています。

そこから外側に向かって、1σ(シグマ)ラインと2σラインがあります。

バンドの太さで値動きの大きさがわかる

このバンドは、相場の値動きが大きくなると太く膨らみ、値動きがなくなってくると細くなる性質があります。

価格が2σの内側に収まる可能性は95%

バンドは次のような見方をします。

1σ ⇒ 移動平均線を中心として、価格がこの中に収まる可能性は68%
2σ ⇒ 移動平均線を中心として、価格がこの中に収まる可能性は95%

なんと、95%の確率で価格は2σラインの内側に収まるというのです。

このようなバンドの性質を利用したトレード手法には、次のものがあります。

トレンド発生を見抜く順張り手法

相場が2σラインを突き抜ける確率は5%しかありません。もし突き抜けた場合には、非常に強い力が加わったことになりトレンド発生の可能性があります。したがって、それを見極めた上で、トレンドの方向にトレードを行います。

価格が2σライン近辺で反転の兆しをみせたら、バンドの内側に向けてエントリー、センターラインで利益確定(以下、利確)を行います。

レンジ状態の判断基準…
①移動平均線の傾きがない
②バンドが収縮(一定の幅は必要)

MACD

MACDは、2本の移動平均線の差を用いて、トレンドの方向や転換を表してくれるインジケーターです。読み方は「マックディー」といいます。

MACDは2本の線と1つの棒グラフで構成されています。

上図で、黄色線がMACD、赤線がシグナルライン、緑棒グラフがヒストグラムでMACDとシグナルとのかい離(間隔)を視覚的に表したものです。

MACDを利用したトレード手法を紹介しましょう。

基本は、トレンドの方向にのみトレードを行うことです。

MACDがシグナルを上抜けたら買い・下抜けたら売り

MACDがシグナルラインを上抜けたら買い、逆に下抜けたら売りのサインです。

上図は下降トレンドのため、相場の方向に「売り」でのみエントリーします。

クロスの角度が浅い場合や2本の線がもつれ合っている場合は、ダマシが多いためエントリーを見送ります。

MACDとシグナルが0ラインより上なら上昇トレンド・下なら下降トレンド

MACDとシグナルが0ラインより上に位置していれば上昇トレンド、逆に下に位置していれば下降トレンドと判断できます。

MACDとシグナルとのかい離が大きくなり、反転したら利確

ヒストグラムを見て、MACDとシグナルとのかい離が大きくなり反転が始まるポイントで利確します。

ただし、スキャルピングでは、利が乗ればこの利確ポイントまで待たずに、一定のpipsで利確する手法もOKです。

おすすめの時間帯と利益確定タイミング

おすすめの時間帯と利益確定タイミング

スキャルピングFXには、その手法に向く時間帯があります。また、スキャルピング手法では、利確のタイミングが大変重要になってきます。

スキャルに向いている時間帯とは?

スキャルピングは、超短時間で利益を狩る手法です。したがって、比較的値動きが活発な時間帯でないと適していません。

そんなFXで、スキャルピングに適しているのは、

・ロンドンとニューヨークの市場が重なる時間
・夕方のロンドン
・東京時間の朝

の3つがありますのでそれぞれ見ていきましょう。

ロンドンとニューヨークの市場が重なる夜間の時間帯

日本時間の22時~午前2時(夏時間は21~1時)は、午後のロンドンFX市場と午前のニューヨークFX市場が重なる時間帯で、FXのゴールデンタイムと呼ばれています。

市場参加者が増え各種の指標発表もあるため、値動きが非常に活発となります。スキャルピングに最も適した時間帯です。

夕方のロンドン開始時間

ニューヨーク市場と重ならなくても、ロンドン市場が開く夕方の17~19時(夏16~18時)はFX相場が活発になるため、スキャルピングに向いています。

東京時間の朝

東京FX市場は総じて値動きが小さいといわれていますが、朝方はそうでもありません。

特に、株式市場がオープンする9時~仲値が決まる10時までは、活発な値動きがあるためスキャルピングに向いています。

さて、おすすめの時間帯を見てきましたが、では実際に利確するのにベストなタイミングはいつなのでしょうか?

初心者が把握しておくべき利益確定タイミング

スキャルピングは、数秒~数分間の超短時間で利益を狩る手法です。

1分足のローソク1本だけで、エントリーから利確までが完結する場合も非常に多くあります。

したがって、通常トレードとは利確のタイミングが大きく異なります。

スキャルピングの利確タイミングは主に次の2種類になりますが、初心者のうちは【手法1】で行い、経験を積んでから【手法2】に取り組むのが安全でしょう。

ではそれぞれ見ていきます。

手法1
全てのトレードで利確幅を一律固定(6pipsなど)する。
まだ伸びそうであっても、そのポイントが来れば毎回何も考えずに利確。

手法2
トレードにより利確幅を臨機応変に決める。
ローソク足1~数本で、伸びきって頂点に来た感触で利確。
ローソク足が伸びたポイントで逃げるイメージです。

特に2の手法は、直感力と反射神経が要求されます。

では次に気になるスキャルピングFXの注意点や失敗談について見ていきます!

必見!スキャルピングFXの注意点と失敗談

次は、スキャルピングFXの注意点や失敗談について紹介します。

利益を欲張らない

一瞬が勝負のスキャルピングでは、1回あたりの利益に固執しないことが大切です。

通常トレードのように、利益をとことん追求していくような手法はとりません。

スキャルピングは、1回あたりの利益が少なくても積み重ねていくことが肝心だからです。

スキャルピングは、どんなに薄利でもプラスで確定することが最も重要なのです。

損切ルールを徹底する

スキャルピングではポジションの保有時間が短い分、取引数量を大きく膨らませます。

そのため、損失が膨らんでしまう前に素早く逃げる必要があります。

それを守らないと、1度の売買で大きな損失を被り、積み上げた利益が吹き飛んでしまう場合があります。

したがって、以下のように損切ルールを必ず定め、そして守ることを徹底します。

①例えば、エントリーから5pips逆行したら、何も考えずに自動的に損切
この場合は、スピード注文画面で損切決済が同時発注できるように設定しておきます。

②チャートの形状をみて、エントリーごとに損切ポイントを変える場合は、損切ポイントをずらしたりせず必ず守る

最低限この2つのルールを守れば、大きな損失に繋がることはないでしょう。

知っておきたい失敗談

ここでは、スキャルピングFXで実際に失敗をしてしまったトレーダーさんの失敗談をまとめてみました。

失敗談1

①エントリーから5pips逆行したら損切するルールを作っていた。
②売りエントリーしたら、相場が逆行して損切ポイントにかかりそうになってきた。もうすぐ相場が反転するかもしれないと期待し、損切位置を15pipsにずらしてしまった。
③その後、相場は上昇を続け15pipsの損切ポイントに近づいてきた。このままマイナス15pipsで終われないので、損切はしないこととした。
④結局、マイナス30pipsの大損失を被った。

このトレードの敗因は、「損切ルールを守らない」、「損切する決断ができない」ことですね。

失敗談2

①上昇トレンドなので「買い」でエントリーしたら、利益が乗ってきた。
②利益が一定額になったが、まだトレンドが続くと判断し、より大きく稼ごうと利益確定を待つことにした。
③次の瞬間、相場が大きく逆行し損益がマイナスに転落してしまった。
④このまま終わるとマイナスのため頑張って持ち続けたが、相場はさらに下がり、最終的に大きな損失となってしまった。

このトレードの敗因は、「大きな利益に固執」、「独りよがりの判断」など。

まとめ

スキャルピングFXは一瞬で勝敗が決まるため、エントリー前に周到な準備と覚悟が必要です。

押さえておくべきポイント

①トレンド方向の売買に徹する(順張り)
②ブレイクアウトなどのチャンスを確実に獲る
③FX相場の波動をうまく利用する
④インジケーターを上手に活用する(複数を組み合わせると精度が上がる)
⑤FX相場の値動きが活発な時間帯でトレードする
⑥利益は欲張らず、最低限プラスで終わればよいと考える
⑦自分で決めた損切ルールは必ず守る

以上すべてを一度にクリアするのは難しいため、できることから確実に実践していきましょう。そうすれば、スキャルピングFXの精度は格段に向上していくはずです。